福岡県には、まだまだ知られていない素晴らしい観光スポットが数多くあります。福岡県朝倉郡の絶景最強パワースポット「岩屋神社」を訪れましたのでご案内します。
国指定重要文化財
「岩屋神社」
547年、光り輝くものが天から降ってきて、それを「宝珠石」と名付け神社のご神体として祀り神殿を建てたのが「岩屋神社」の始まりだそうです。
本殿の中にある宝珠石は、見ると目がつぶれると言われ、いまだに誰も見た者はいないとか。
色々な方がネットでも書かれていますが、隕石ですね!
別の意味で貴重です(笑)
また、山全体が英彦山修験道の最重要な修行の場とされたそうです。
参道へ向かう鳥居をくぐった先は、空気が違いました。
巨木が生い茂り、参道は苔に覆われ、高さ30m以上は優にあろうかといういくつもの奇岩に囲まれており、まるで異世界に入り込んだよう!
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岩屋公園マップ
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参道入口の鳥居
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鬱蒼としてきました。
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高さ36mの大イチョウに圧倒されます!
急斜面の本殿に上がる長い階段は、巨大な奇岩に囲まれています。
階段を上がると、首が取れているのがほとんどの「五百羅漢」、岩を掘った「洞門」を通りますが、とても厳かで神秘的な世界です。
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急な長い階段と巨岩
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首の取れた五百羅漢像
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巨岩を掘った洞門
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洞門の中から
洞門を抜けると、右上に本殿が見えてきました。
階段は、苔に覆われ滑りやすく、所々切り落ちており、手すりを持って慎重に上ります。
本殿は、「権現岩」と呼ばれる切り立った岩窟を利用して建てられた国指定重要文化財です。
この中に、宝珠石がありますが、もちろん見ることはできません。
本殿奥には、崖を降りる鎖場がありました。
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本殿に向かいます。
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階段が所々切り落ちています。
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本殿から見ると急な階段だと分かります。
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本殿奥の険しい鎖場
本殿横には、親不孝者が通ると、上から石が落ちてくるとの言い伝えがある「針の耳」がありました。
さらに奥の高い所には、同じく国指定重要文化財の境内社「熊野神社」があります。
すぐ下までは、何とか登れますが、そこからお社がある岩窟に登るのは、滑りやすく結構ハードでした。
頑張って登ると、やはりかなりの高所です...
お参りして、無事に参道まで下ります。
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かなり高い所にあります。
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真下まで登ります。
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ここを登ります。
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岩窟の中からです。
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岩窟からお社を望みます。
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しっかりとお参りしました。
「奥の院」へ修験道が続いていましたので、少しだけ通ってみました。
切り立った崖まで行きましたが、先の大岩は木々に覆われ登るのは断念(悲)
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奥の岩には登れませんでした。
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写真では分かりづらいですが、結構な崖です。
最後に、さらに奥にある「大日社」に向かいました。
参道階段は、完全に切れ落ち、鎖場になってます...
かなり急斜面なので、鎖をしっかり持ちながら、上の方で休憩しながら登ります。
体力のある人しか無理です(苦笑)
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ほとんど崖に近い急斜面です。
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山伏が修行した岩窟にあります。
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真下からです。
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苦労して到着です!
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真横から
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険しい崖の上に建っています。
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お社前の狭い崖道を通り、反対側へ。
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かなりの高さです。
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反対の崖側からです。
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しっかりとお参りしました。
帰路の参道からは、はるか下から一度に「岩屋神社本殿」「熊野神社」が見上げられる場所がありました。
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熊野神社
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岩屋神社本殿
日本の棚田百選
「竹地区の棚田」
岩屋神社を下った農村にあります。
400年の歴史を持つ石積みの棚田が約400枚あるそうで、彼岸花が咲いており美しく爽やかな風景は、心が休まりました。
真横に展望台を備えており、見学にも大変便利です。
隣でご老人が、ドローン撮影しており格好良かったです(笑)
岩屋湧水
「平成名水百選」に選ばれており、35リットルで何と100円!
100円払って、500mlのペットボトルに入れました(苦笑)
岩屋神社が登山に近かったので、軟らかい水が美味しかったです!
横を流れる渓流は、下まで透き通っており、木には珍しい「玉虫」がいました。
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見えずらいすでが、真ん中より少し上に玉虫。
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水が透き通ってます。
朝倉郡の最強パワースポット「岩屋神社」は、いかがでしたか?
「熊野神社」「大日社」に登らなくとも、苔むした急階段が続くので、スニーカーが必須です。
福岡県には、まだまだ知られていない観光スポットが沢山あります。
近日中にご紹介しますね。
是非、福岡県にお越しの際にはチェックしてみてください。
※ただ今、福博ツアーでは、福岡県を中心に北部九州の知られていない絶景スポット・パワースポットなどのツアー作成中です。
10月半ば頃公開予定なので、ご期待ください。