福岡・佐賀県には、まだまだ知られていない素晴らしい観光スポットが数多くあります。
今回は、観光客には大変人気のある御船山楽園、近くの美しい日本庭園 彗洲園、朱塗りの門が有名な歴史ある武雄温泉を訪れ、あまり知られていない少しディープな世界も見学してきました。

【御船山楽園】

武雄のシンボル 御船山の断崖を借景とした広大な池泉回遊式庭園で、江戸時代に武雄鍋島家により造園された名園です。
園内は四季折々の花木が咲き誇りますが、今回訪れた10月は偶々何も咲いていない時期でした（悲）
それでも、紅葉前の緑と微かなオレンジ、断崖絶壁が入り交じる景観はとても美しく圧倒的でした！

園内は広大で、一番先まで行けば崖の真下にも出られます。
かなり歩かないといけませんが（苦笑）

本当のことを書くと、この断崖絶壁の真上まで登る登山道があるので、下調べに来たのですが、直ぐに高所恐怖症には無理だと諦めました（笑）

藁葺きの茶屋や、園内のいたる所でチームラボによる演出の準備が始まっていかした。
機会があれば、光のイリュージョンを楽しみに是非訪れたいと思います。

園内マップを見ると、全く目立たない奥に「五百羅漢」があるみたいなので足を延ばしてみました。
竹林亭や御船山楽園ホテルを過ぎた林道先の岩窟に鎮座しています。

【彗洲園】

お隣の御船山楽園があまりにも有名なため、こちらの彗洲園は観光客も少なく穴場スポットです。
ちなみに、この日は誰もいませんでした（苦笑）
しかし、コンパクトながら素晴らしく美しい日本庭園です。
池と、赤い橋、滝、茶畑、茅葺きが織りなす景色は、一幅の絵画のような美しさでした。

少し登った奥には、何と吉野ヶ里遺跡から移築復元した物見櫓が。
上ってみると、かなりの高さで、遠くまで見渡せます。

園内には和風喫茶もありますが、この日はお休みでした。
茶畑の丘に登ると、先程までいた物見櫓や、庭園内が一望できます。

【武雄温泉】

１３００年の歴史を誇る温泉です。
楼門と新館は、国指定重要文化財となっています。
東京駅を設計した辰野金吾設計で有名な楼門は、朝一に行けば２階の中まで上がれます。
２階天井の四隅には、東京駅に欠けている干支の４つがあります！
今回は昼からの訪問だったので２階には上がりませんでしたが、以前に行った時の写真を上げておきますね。

新館も内部見学できます。
当時の様々なお風呂や、大正天皇のために造られたお風呂などを見ることができます。

武雄の御船山楽園、彗洲園、武雄温泉はいかがでしたでしょうか？
有名観光地の中にも、少し掘り下げればディープな世界がありますね。
福岡県・佐賀県には、まだまだ知られていない観光スポットが沢山あります。
特に武雄には、陶磁器の里、美しい自然、日本庭園、歴史的建造物、荘厳な修験道など見所がたくさんです。
近日中にご紹介しますね。

是非、福岡県・佐賀県にお越しの際にはチェックしてみてください。
※ただ今、福博ツアーでは、福岡県を中心に北部九州の知られていない絶景スポット・パワースポットなどのツアー作成中です。
１０月半ば頃公開予定なので、ご期待ください。